口止めをして知的障害者を狙う少年犯罪発生−東京都青梅市−

　「すべての人の社会」（日本障害者協議会）2008年10月号によると、次のような知的障害者を狙った少年犯罪があったそうです。

　知的障害者らを狙って金品を奪うなどしたとして、警視庁は、いずれも東京都青梅市に住む中学3年生6人と16歳の少年2人を強盗や傷害容疑などで逮捕、中学3年生1人を恐喝容疑などで児童相談所に送致したと発表した。
　被害者は知的障害者2人を含む当時15〜20歳の男性6人。加害者の9人は「遊ぶ金が欲しかったので、弱そうな人を狙った」と話しており、リーダー格の2人は「いじめて何が悪い」と青梅警察署で話したという。少年らは1月から6月にかけ、7件の事件で現金計約9万3千円と携帯電話などを奪ったとされている。少年たちは、被害者に顔を軽く殴らせた上で、「警察に言ったら、おれたちも訴えるぞ」と口止めしていた。