発達障害者の中には、何度も軽い犯罪を犯し、「累犯」として執行猶予がつかなくなる人います。周囲の見守りや福祉の支援によっては地域で生活できるかも知れないケースでも、また刑務所に収監されるという繰り返しです。「川崎北事件」はそういう事件です。
「私たちは何故に何度も罪を繰り返す「懲りない」知的・発達障害者を支援するのか、福祉はどうして支援しなければならないのか。」を考える支援集会が、下記のとおり開催されます。
- 日時 ２０１２年９月１７日（祝日） 午後１時〜５時
- 会場 川崎市立養護学校・多目的ホール（川崎市高津区久本３−７−１）（交通アクセス）
（交通アクセス）東急田園都市線・溝の口駅、JR南武線・武蔵溝ノ口駅から徒歩１２分
※昼食は済ませてきて下さい。
- 内容
（１）はじめの１時間ほどは主催者のひとり副島弁護士から、この事件の構造と弁護のおおまかな方針
（２）主催者・支援者である「らぽおる」から
☆ 刑務所から出所する障害者をなにゆえ迎え入れるのか
☆ Ｍ君への支援の難しさはどういうものであったか
☆ 再度Ｍ君を迎え入れるとき、どのような反省と教訓を生かすのか
（３）シンポジウム／何故支援するのか
☆ NPOらぽおる代表理事・北川千鶴子
☆（社福）らぽおるの樹理事長・安田美智子
☆ 事件支援担当者・栗田陽子
☆ 川崎北事件弁護団（大石剛一郎弁護士、登坂真人弁護士、武田真智子弁護士）
司会 弁護団主任 副島洋明弁護士
（４）>会場の参加者と主催者側との質疑応答
- 参加費無料。なおカンパ（弁護団活動費用）の要請
- 参加予約
会場の定員は１００名強ですので、先着順、１２０名で締め切りとさせていただきます。９月１５日までに下記連絡先へファックスかメールにて申し込みをお願いします。
連絡先 そえじま法律事務所（川崎北事件弁護団事務局）
ＦＡＸ ０３−５６０３−９２１２ E-mail soejima@inkuru.net