脳を守るためのてんかん手術
表紙
 発行日 2005年6月25日
 著 者 清水弘之
 発行所 日本文化科学社
 定 価 本体2,000円+税
 ISBN  4-8210-7326-9

 秋元波留夫先生編「新版 てんかん」やてんかん協会編「日常生活のためのてんかんのくすり」など、てんかんに関する本を何冊か出版している日本文化科学社から、また新しい「てんかん」の本が出版されました。
 清水弘之先生は、東京都立神経病院神経外科部長をされています。協会のビデオ「シリーズ・援助の実際 Vol.5 てんかんの外科治療」でもおなじみの先生です。
 書名にある「脳を守る」とは、発育過程にある小児の大脳機能を守ることを意味します。また、「脳を守る」とは、成人においては、脳実質に手を加えるてんかん手術において、後遺症が生じないようにすることも意味しています。
 本書は、患者本人、家族、医療スタッフの皆さんに向けて、「脳を守る」ためのてんかん手術が、なぜ、どのような人に必要か、手術の実際はどのようなものかを、最新の情報を含め、図を多用し、具体的に易しく書かれたものです。医師と患者との長年の共同作業で生み出されたもので、他書には見られない、最新のてんかん手術のエッセンスが随所に散りばめられいます。
 手術はいつ考えるか、手術の効果、手術の方法などがこの本の主題ですが、てんかんの基礎的な知識からわかりやすく説明されています。 (2005.6)

   ※見本は支部事務局にあります。